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2007.01.24

肩こり

Man_neck_pain

整形外科に訪れる患者さんは肩こりを訴えることがよくあります。
「肩こり」と一口に言ってもこれは病名ではありません。
肩こりは文字どおり肩の周囲の僧帽筋という筋肉が緊張して筋肉が硬くなる症状のことを言い表しています。肩こりは仕事や生活習慣のさまざまな状況の中で生じる筋肉の疲労であって、その原因となる病気はほとんどの場合にありません。しかし大切なことは単に肩がこるだけという場合以外に肩こりを引き起こすもととなる病気、すなわち基礎疾患がその背景に隠れているということも覚えておきましょう。注意するべきことは明らかな痛みを自覚する場合です。特に頭、背中、肩、腕などの痛みを感じるときには医療機関を受診するべきでしょう。肩こり等で一番最初に訪れるのが整形外科となります。整形外科では、主に骨・筋肉・関節・神経・血管などに異常が無いかを診察します。そこで肩こりの基礎疾患が診断されます。まず最初に整形外科等で診察を受け、基礎疾患がないことを確認した上で、なかなか改善の兆しがみられないような場合にはカイロプラクティック・整体・マッサージ・鍼灸などの代替医療などを受けてみることも薦められると思います。
ところで、整形外科以外の病気でも肩こりを生じる病気は多数あります。心因性のストレス、片頭痛、眼精疲労、耳鳴り、めまい、歯のかみ合わせ、更年期障害、高血圧など、すべての診療科目にかかわる病気から肩こりはおこることがあります。適切な診療を受けることにより、このような肩こりは改善していくものです。ですから症状が長引く場合やいつもと違う肩こりの場合には、自己判断をせず、必ず医師の指示を仰ぐようにしましょう。

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